妹は眠りが恐ろしく浅い。
そっとドアを開けるだけで8割方目を覚ます。
ベッドの脇など通ろうものならまず間違いなく起きる。
一方その実姉である私はというと・・・

叔母「ますらをの眠りの深さはすごいよね」

妹「私一回でいいからお姉ちゃんみたいに寝てみたいと思うもん」

叔母「ホント驚くほど起きないもんね」

弟「昔お姉ちゃんが寝ている時、頭にカバンかぶせたらすごい怒ったけど、
  次の日覚えてなかったよ」

私「まじ?そんなことしてたの!?」

弟「うん。大体お姉ちゃんは『普通に起こして』って言うけど、
  普通に起こしてもまず起きないじゃん。
  だからやむを得なく耳元でフライパンバンバン鳴らしたりしたんだよ」

自分は確かに幼稚園児にして寝坊の常習犯ではあったが、
そんなベタベタな起こし方をされていたとは・・・
全く記憶にないのがこれまた恐ろしいところである。